本日 6 人 - 昨日 44 人 - 累計 194483 人
サイトマップ

スター杯少年野球大会 6年生最後の公式戦

今日は、長野市で開催されるスター杯少年野球大会の初日でした。この大会は、準決勝まで進出すると、2日目はプロ野球の公式戦も行われる長野オリンピックスタジアムで試合ができるので、選手達の意気込みがいつも以上に感じられます。

初戦の対戦相手は、上松少年野球(長野市)です。9月の練習試合では0-0引き分けだった相手なので、油断はできません。
先発ユウタは好調なピッチングで、相手打線を寄せ付けません。延徳ライオンズが1点でも取れば勝てそうな試合展開です。0アウト1・3塁、1アウト2・3塁などチャンスを作るのですが、選手達に負けたら最後という緊張感があるからか、有効打がでません。
結局、この試合も練習試合に続き、0-0の引き分けです。
じゃんけん勝負に持ち込まれ、5勝2敗で初戦突破です。

1回戦 ○延徳ライオンズ 0-0 ●上松少年野球(長野市)
 チーム 1 2 3 4 計
 上 松  0 0 0 0 0
 延 徳  0 0 0 0 0

2回戦の相手は、永田ジャリーズを破った上高田少年野球(長野市)になりました。
上高田とも今シーズン練習試合をしており、その時は主力選手が故障で欠いていたとはいえ、2-8で惨敗してます。また、この大会の1・2回戦の上高田の戦いを見ると、守備が鍛えられているチームなので、ミスが出たチームが負ける試合となりそうです。
延徳の先発は主将タカナガ。ボールが高めに浮き気味ですが、ストレートが走り、ヒットを許しません。四球で出したランナーも、盗塁を刺したり、離塁が大きいランナーをキャッチャーからの送球で刺したりして、ピンチの芽を未然に防いでゆきます。
この試合も、延徳が先取点をいかに取るかが勝敗のポイントになってきました。初戦と同様、2塁、3塁へランナーを進め、主軸に打順が回ってきます。しかし、ホームが遠い。得点をあげることができず、4回まで回が進んでいきます。
4回表の上高田の攻撃で、最大のピンチが訪れます。1アウト後、相手打者の打球は、右中間へ大飛球。打球が高く上がったため、センター、ライトが懸命に追いかけ、グラブに当てたものの、キャッチできず、1アウト2塁になります。その後、1アウト1・3塁にとピンチが拡大し、絶体絶命の場面です。
このピンチに、相手が取ってきた作戦は、ヒットエンドラン。打球はセンター前に抜けるかという強烈なゴロ。
ここで、今シーズンで一番のプレーが飛び出します。このゴロにピッチャーのタカナガが好反応しナイスキャッチ。本塁へ落ち着いて送球し、3塁ランナーをタッチアウト。スライディングで捕手ソウトの体勢が崩れたものの、体勢を立て直し、1塁に落ち着いて送球し、ゲッツー。なんとこのピンチを無得点でしのぎました。
こうなると、勢いに乗って得点したいところですが、そのまま試合終了。
またしても、勝敗はじゃんけん勝負になってしまいました。このじゃんけん、途中で延徳の4勝1敗まで進み、勝利かと思ったところで、3連敗。最後の9人目のじゃんけんで勝敗が決まります。周囲がかたずを飲んで見守る中、9人目で勝ちをおさめ、なんとか3回戦に駒を進めることができました。

2回戦 ○延徳ライオンズ 0-0 ●上高田少年野球(長野市)
 チーム 1 2 3 4 5 計
 上高田 0 0 0 0 0 0
 延 徳  0 0 0 0 0 0

3回戦(準々決勝)の対戦相手は上駒沢レッドスターズ(長野市)です。この試合に勝てば、オリンピックスタジアムで試合をすることができます。
この試合のポイントはこれまで2試合無得点の攻撃です。守備は安定しているので、早い回に得点したいものです。
初回表の相手の攻撃は簡単に終了し、延徳の攻撃になります。先頭打者がレフトへのクリーンヒットで出塁し、得点圏へ進塁。ここで、得点できなければ、1・2回戦と同様、なかなか得点できない試合展開となりそうな悪い予感を4番ショウヘイが吹き飛ばします。ライトオーバーの長打がランニングホームランとなり、2点を先制します。これで選手達も得点できない呪縛(じゅばく)から解き放たれ、気が楽になったのか、2回裏の攻撃ではハツラツとした動きを見せ、リュウセイやタクヤの好判断・好走塁で本塁をおとしいれ、この回も3得点。5-0とリードを広げます。
初戦に続き、この試合に先発したユウタは、この試合もストレートが走り、相手に得点を許しません。このまま逃げ切りかと思われた最終回5回にピンチを迎えます。2アウトから打者のショートゴロを1塁悪送球で2アウト2塁となります。次打者はライト前ヒット。処理を焦ったライトが打球をはじき、フォローしたセンターから内野への送球も悪送球となり、1失点。しかも、2アウト2塁のピンチが続きます。四球で1アウト1・2塁となり、選手達は浮き足立ちます。ここをピッチャーが踏ん張りゲームセット。

3回戦 ○延徳ライオンズ 5-1 ●上駒沢レッドスターズ(長野市)
 チーム 1 2 3 4 5 計
 上駒沢 0 0 0 0 1 1
 延 徳  2 3 0 0 x 5

最後は、延徳らしい(?)ドタバタした守備がありましたが、今日3試合勝ち抜けたのは、ここ一番での集中した守備力でした。
明日の準決勝は、憧れのオリンピックスタジアムでの試合です。対戦相手は、中御所と南俣の勝者との対戦となりますが、どちらのチームも今シーズン多くの大会で優勝・準優勝の好成績を収めている強豪チームです。守備もバッティングも集中したプレーで、最後の大会を締めくくりましょう。