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スター杯少年野球大会の初日を接戦で乗り切り、今日は、長野オリンピックスタジアムで、準決勝です。相手は、南俣少年野球(長野市)。3回戦で北信大会優勝の中御所少年野球(長野市)を3-1で破っている強豪です。春の長野県学童軟式野球では県大会準優勝を飾っているチームだけに、延徳ライオンズにとっては、かなり厳しい相手です。

延徳ライオンズが先攻で始まったこの試合。初回、3番ソウトが豪快に先制ホームランをレフトに打ち込みます。これで、勢いに乗って試合を優位に進めて欲しいものです。
1回裏の南俣の攻撃であっさりと2点を取り返されてしまいます。昨日の好投の疲れがあるのか、先発投手の制球が定まらず、フォアボールでランナーをためてしまいます。そして、ワイルドピッチが2球続いて、あっという間に逆転です。
2回以降は一方的な展開。特に2回裏には、セイフティバント、スクイズ、プッシュバントと、立て続けのバント攻めに内野の守備が一気に崩れ、大量の5失点。試合が決まってしまいました。
せめて、攻撃でもう一点を取り返し、意地を見せたいところですが、相手ピッチャーの外角低めを丁寧につくピッチングに打ち取られ、2回以降はわずか1安打。
結局、1-10で完敗です。やっぱり、県大会レベルのチームは守備も攻撃もそつなく、強かった。南俣は、決勝戦も大差で勝って優勝です。

 ●延徳ライオンズ 1-10x ○南俣少年野球(長野市)
 チーム 1 2 3 4 計
 延 徳  1 0 0 0 1 
 南 俣  2 5 3 x 10x

6年生にとって最後の公式戦は、普段の力を発揮することができず、悔しい思いをしたかもしれません。でも、今日の悔しさも含めて、小学2年生あるいは3年生からずっと一緒に野球を続けてきた仲間との思い出を大切にし、野球をずっと好きでいてもらいたいと願っています。


今日は、長野市で開催されるスター杯少年野球大会の初日でした。この大会は、準決勝まで進出すると、2日目はプロ野球の公式戦も行われる長野オリンピックスタジアムで試合ができるので、選手達の意気込みがいつも以上に感じられます。

初戦の対戦相手は、上松少年野球(長野市)です。9月の練習試合では0-0引き分けだった相手なので、油断はできません。
先発ユウタは好調なピッチングで、相手打線を寄せ付けません。延徳ライオンズが1点でも取れば勝てそうな試合展開です。0アウト1・3塁、1アウト2・3塁などチャンスを作るのですが、選手達に負けたら最後という緊張感があるからか、有効打がでません。
結局、この試合も練習試合に続き、0-0の引き分けです。
じゃんけん勝負に持ち込まれ、5勝2敗で初戦突破です。

1回戦 ○延徳ライオンズ 0-0 ●上松少年野球(長野市)
 チーム 1 2 3 4 計
 上 松  0 0 0 0 0
 延 徳  0 0 0 0 0

2回戦の相手は、永田ジャリーズを破った上高田少年野球(長野市)になりました。
上高田とも今シーズン練習試合をしており、その時は主力選手が故障で欠いていたとはいえ、2-8で惨敗してます。また、この大会の1・2回戦の上高田の戦いを見ると、守備が鍛えられているチームなので、ミスが出たチームが負ける試合となりそうです。
延徳の先発は主将タカナガ。ボールが高めに浮き気味ですが、ストレートが走り、ヒットを許しません。四球で出したランナーも、盗塁を刺したり、離塁が大きいランナーをキャッチャーからの送球で刺したりして、ピンチの芽を未然に防いでゆきます。
この試合も、延徳が先取点をいかに取るかが勝敗のポイントになってきました。初戦と同様、2塁、3塁へランナーを進め、主軸に打順が回ってきます。しかし、ホームが遠い。得点をあげることができず、4回まで回が進んでいきます。
4回表の上高田の攻撃で、最大のピンチが訪れます。1アウト後、相手打者の打球は、右中間へ大飛球。打球が高く上がったため、センター、ライトが懸命に追いかけ、グラブに当てたものの、キャッチできず、1アウト2塁になります。その後、1アウト1・3塁にとピンチが拡大し、絶体絶命の場面です。
このピンチに、相手が取ってきた作戦は、ヒットエンドラン。打球はセンター前に抜けるかという強烈なゴロ。
ここで、今シーズンで一番のプレーが飛び出します。このゴロにピッチャーのタカナガが好反応しナイスキャッチ。本塁へ落ち着いて送球し、3塁ランナーをタッチアウト。スライディングで捕手ソウトの体勢が崩れたものの、体勢を立て直し、1塁に落ち着いて送球し、ゲッツー。なんとこのピンチを無得点でしのぎました。
こうなると、勢いに乗って得点したいところですが、そのまま試合終了。
またしても、勝敗はじゃんけん勝負になってしまいました。このじゃんけん、途中で延徳の4勝1敗まで進み、勝利かと思ったところで、3連敗。最後の9人目のじゃんけんで勝敗が決まります。周囲がかたずを飲んで見守る中、9人目で勝ちをおさめ、なんとか3回戦に駒を進めることができました。

2回戦 ○延徳ライオンズ 0-0 ●上高田少年野球(長野市)
 チーム 1 2 3 4 5 計
 上高田 0 0 0 0 0 0
 延 徳  0 0 0 0 0 0

3回戦(準々決勝)の対戦相手は上駒沢レッドスターズ(長野市)です。この試合に勝てば、オリンピックスタジアムで試合をすることができます。
この試合のポイントはこれまで2試合無得点の攻撃です。守備は安定しているので、早い回に得点したいものです。
初回表の相手の攻撃は簡単に終了し、延徳の攻撃になります。先頭打者がレフトへのクリーンヒットで出塁し、得点圏へ進塁。ここで、得点できなければ、1・2回戦と同様、なかなか得点できない試合展開となりそうな悪い予感を4番ショウヘイが吹き飛ばします。ライトオーバーの長打がランニングホームランとなり、2点を先制します。これで選手達も得点できない呪縛(じゅばく)から解き放たれ、気が楽になったのか、2回裏の攻撃ではハツラツとした動きを見せ、リュウセイやタクヤの好判断・好走塁で本塁をおとしいれ、この回も3得点。5-0とリードを広げます。
初戦に続き、この試合に先発したユウタは、この試合もストレートが走り、相手に得点を許しません。このまま逃げ切りかと思われた最終回5回にピンチを迎えます。2アウトから打者のショートゴロを1塁悪送球で2アウト2塁となります。次打者はライト前ヒット。処理を焦ったライトが打球をはじき、フォローしたセンターから内野への送球も悪送球となり、1失点。しかも、2アウト2塁のピンチが続きます。四球で1アウト1・2塁となり、選手達は浮き足立ちます。ここをピッチャーが踏ん張りゲームセット。

3回戦 ○延徳ライオンズ 5-1 ●上駒沢レッドスターズ(長野市)
 チーム 1 2 3 4 5 計
 上駒沢 0 0 0 0 1 1
 延 徳  2 3 0 0 x 5

最後は、延徳らしい(?)ドタバタした守備がありましたが、今日3試合勝ち抜けたのは、ここ一番での集中した守備力でした。
明日の準決勝は、憧れのオリンピックスタジアムでの試合です。対戦相手は、中御所と南俣の勝者との対戦となりますが、どちらのチームも今シーズン多くの大会で優勝・準優勝の好成績を収めている強豪チームです。守備もバッティングも集中したプレーで、最後の大会を締めくくりましょう。

今日は、ホームランスタジアムNAGANO杯2日目でした。雨で順延となったので、準々決勝からです。

準々決勝の相手は、同じ中野市の永田ジャリーズ。永田ジャリーズとは7月30日の中野土建杯Bブロック決勝で惜敗しましたが、今日は、
 準々決勝 ○延徳ライオンズ 3-2 ●永田ジャリーズ
  チーム 1 2 3 4 計
  延 徳  0 3 0 0 3
  永 田  0 0 1 1 2
と接戦を制しました。

でも、最終回は本当にハラハラどきどき。最終回の永田の攻撃が始まる時点では2点差あったのですが、1アウトからフォアボールで出したランナーが得点圏に進塁。この場面で、ライト前への当たりが出て、1点差に。幸いこの当たりはライトゴロとなり2アウトになりましたが、その後、またまたフォアボールでランナーが2人出て、盗塁で2アウト2・3塁のピンチに。一打逆転の場面で、なんとか打者を三振に打ち取り、ゲームセット。ベスト4への進出を決めました。
この試合、先発モロは相手打線をノーヒットに抑えたのも、大きな勝因です。でも、2失点。この失点はいずれも四球がらみ。もったいない失点ですから、これから、より制球力を磨いていければ、もっといいピッチングになります。

次の準決勝の相手は、10月に開催されたカルチェ杯新人戦の覇者 中越育成会少年野球(長野市)を1-1の同点から、抽選勝ちした松川村少年野球愛好会(松川村)です。

この試合は、先発したシュウマが好投。1本ヒットは打たれたものの、無四球完封勝ち。守備も堅実で、ノーエラーでピッチャーを支えました。
 準決勝 ○延徳ライオンズ 3-0 ●松川村少年野球愛好会
  チーム 1 2 3 4 計
  松 川  0 0 0 0 0
  延 徳  2 0 1 0 3

これで、先輩達のこの大会の成績 第3位を上回りました。ここまで来れば、勢いで一気に優勝旗を手にして欲しいものです。

決勝戦の相手は、中野市のライバルチームのキングアニマルズ。相手チームには今年4番を打ってきた豪打の選手の他、今年1年間レギュラーで試合に出場してきた選手が何人もいて、試合慣れしています。

先攻となった延徳ライオンズは、先制して相手にプレッシャーをかけたいところですが、簡単に初回は3者凡退に終わります。
キングアニマルズの初回の攻撃は、フォアボールで出たランナーを着実にバントで送ってきます。このバントが内野安打になり、いきなりのピンチ。この場面で相手4番に2塁打を浴び、失点。その後も内野ゴロの間に更に1点を失い、初回で0-2と劣勢に立ちます。
その後も、キングアニマルズにランナーが出ると、バント・盗塁で足を使った攻撃でかき回され、失点を重ねます。
一方、延徳ライオンズも4回に初めてのランナーを出したかと思いきや、バッターボックスからはみ出した違反打撃を取られ、アウト。続く打者がエラーで出塁し、2塁まで進みますが、ピッチャーゴロで3塁へ飛び出し、サードで憤死。このプレーの間にバッターランナーは2塁を狙いますが、こちらもタッチアウト。
キングアニマルズとは対照的に、まずい走塁でチャンスをつくることができません。

結局、このまま試合は進み、キングアニマルズに完敗してしまいました。
 決勝 ●延徳ライオンズ 0-4 ○キングアニマルズ
  チーム 1 2 3 4 5 6 7 計
  延 徳  0 0 0 0 0 0 0 0
  キング 2 1 0 1 0 0 x 4

決勝戦では敗れてしまいましたが、この準優勝は大健闘です。来シーズンに向けて、選手達には大きな自信になったと思います。
冬のオフシーズンに素振りを繰り返し、春にはもう一回り大きく成長して欲しいものです。

今日は、朝から雨が降る生憎の天気の中、ホームランスタジアムNAGANO杯争奪軟式野球大会の初日が開催されました。今年で3回目を迎えるこの大会に、延徳ライオンズは初回大会から参加させていただき、好成績を収めてきました。
第1回大会では第3位(ベスト4)、そして昨年の第2回大会ではベスト8でした。今年のチームはどうでしょうか。楽しみな大会です。

初戦の相手は、須坂市の東ジュニア軟式野球クラブです。約2ヶ月前9月11日の練習試合では、6対8で負けている相手です。その時は、6-0で延徳がリードしていた試合を、最終回に突然守備の集中力が切れ、エラーの連続で大逆転負けを喫していますので、試合が終わるまで、集中して戦うことがこの試合のポイントとなります。

結果は、○延徳ライオンズ 8-3 ●東ジュニアとリベンジを果たし、見事、初戦突破です。
雨でピッチャーの制球が定まらず、四球でランナーをためる場面もありましたが、守備陣は集中力を切らさず、初回にあげた大量リードを守りきりました。

 チーム 1 2 3 計
 延 徳  5 1 2 8
 東Jr.  2 0 1 3

2回戦の相手は、高田イーグルス(長野市)を10対1で破った、長野市三才地区と古里地区の連合チームです。1回戦の戦いぶりを見る限り、積極的に盗塁をしてくるチームなので、四球やエラーで不用意なランナーを出さないことが必要です。

相手チームの先攻で始まったこの試合、雨で制球が定まらない先発ピッチャーの立ち上がりを、四球と走塁で攻められ、ノーヒットで2点を失ってしまいました。まさに不安的中です。
先行されたものの、ここから延徳ライオンズの選手は焦ることなく、着実に反撃していきます。積極的なバッティングと走塁で、得点を積み重ね、終わってみれば、○延徳ライオンズ 5x-2 ●三才・古里少年野球と逆転勝ちです。

 チーム  1 2 3 4 計
 三才古里 2 0 0 0 2
 延徳ライ 1 1 2 1x 5x

この勝利でベスト8進出。昨年の成績に並びました。次の準々決勝に勝利すれば、ベスト4になります。
当初予定では、今日、準々決勝が行われる予定でしたが、雨が激しくなり、グランドコンディションがプレーできる状態ではなくなったので、準々決勝は順延になってしまいました。

準々決勝は23日(祝)に開催され、対戦相手は、同じ中野市の永田ジャリーズになりました。
永田ジャリーズとは、7月末に開催された中野土建杯Bブロック決勝で対戦し、●延徳 2-3 ○永田で敗れ、優勝を逃した相手です。この試合も、雨が激しく降りしきる中の熱戦でした。実力は互角ですが、今日のように毎回コツコツと得点を重ねる戦い方が出来れば、十分に勝つチャンスはあると思います。
今から23日の戦いが楽しみです。

11月12日・13日は中野市で開催される最後の公式戦 マツヤスポーツ杯少年野球大会でした。昨年、優勝したこの大会、開会式ではキャプテンが選手宣誓です。
今シーズン、好成績は残しているものの、まだ優勝を手にしていない選手達は、この大会にかける思いは並々ならぬものがあります。最後の大会、有終の美を飾ってもらいたいと、保護者の応援にも熱がこもります。

初日12日の会場は、ホームグランドの延徳小グランド。前日、一日中降り続いた雨で荒れたグランドを、大勢の保護者の方が一生懸命整備していただき、ほぼ時間通りに試合を始めることができました。

延徳ライオンズの1回戦の対戦相手は、お隣り山ノ内町の佐野ファイターズです。先週のイオン杯県大会で苦杯を喫したサウスポーの先発ピッチャーだったので、ちょっと不安がよぎりました...。でも、そんな不安は杞憂に終わり、結果は、

1回戦 ○延徳ライオンズ 16-0 ●佐野ファイターズ(山ノ内町)
 チーム 1 2 3 4 5 計
 佐 野  0 0 0 0 0 0
 延 徳  3 7 5 1 x 16

と、毎回得点の圧勝でした。加えて、この試合先発のタカナガは相手チームに出塁を許さず、完全試合達成!! さい先の良いスタートです。

2回戦の相手は、予想どおり、実力伯仲の宿敵キングアニマルズになりました。キングアニマルズとは、約1ヶ月前のJA中野市共済カップの準決勝で対戦し、●延徳 1-7 ○キング と完敗してしまっただけに、リベンジ戦です。そして、この2回戦を突破すれば、優勝に大きく近づく大切な一戦です。

選手達も、この試合の大切さを肌で感じていて、気合い十分。両チームともいいプレーが随所に出て、応援する保護者は胃が痛くなるような緊迫したゲームとなります。

先攻となった延徳の初回の攻撃、先頭打者がクリーンヒットで出塁。盗塁・進塁打で1アウト1・3塁のチャンスに4番がキッチリとセンターフライを打ち上げ、1点を延徳が先制します。その裏のキングの攻撃は、1アウトからヒットのランナーを許すものの、盗塁を見事阻止し、結局3者凡退に抑え、延徳が1対0と主導権を握ります。

2回表の延徳の攻撃は3者凡退。淡泊な攻撃で、相手に流れが行く悪い予感。この回のキングの先頭打者4番の当たりは、サードへの強烈なゴロ。これが安打となり、先頭打者の出塁を許してしまいます。1アウト後に、6番打者にもヒット。盗塁もあり、1アウト2・3塁の大ピンチに。次打者を三振に打ち取り、2アウトとなるものの、8番バッターにセンターへタイムリーヒットを浴びてしまいます。この場面で、センターから見事なバックホームがあり、逆転となるセカンドランナーは、ホームでタッチアウト。逆転は許しませんでした。

このプレーで、試合の流れは再び延徳にきます。ピンチの後にはチャンスありの格言通り、3回表の延徳の攻撃は、1アウト後、連打が出て1・2塁の追加点のチャンスです。しかも、上位打線だけに、期待は高まります。しかし、残念ながら、この回は追加点は奪えませんでした。
攻撃は不発でしたが、3回裏のキングの攻撃は簡単に3者凡退に抑えて、相手に主導権は握らせません。

4回表の延徳の攻撃で、ようやく待望の追加点を奪います。先頭打者のケンシロウが2ベースヒットで出塁。このチャンスに、ショウゴが気迫のバッティングでタイムリーヒット。思わずガッツポーズが出ます。
リードした後の大切な守備となる4回裏は、ランナーを一人出すものの、後続を無難に抑えていいリズムが続きます。

5回表の延徳の攻撃でもチャンスが続きます。1アウト後に出塁したランナーが盗塁を決め、1アウト2塁のチャンスに。しかも、打順は上位打線に回っているのでの、ヒットが出れば、決定的な追加点になります。応援団の声援もボルテージが上がります。しかし、残念ながら、決定打が出ず、リードを広げることができません。でも、その裏のキングの攻撃を3者凡退に抑え、2対1の最小得点差で6回を迎えます。

6回表の延徳の攻撃が3者凡退に終わり、6回裏。これまで好投していた先発タクがいきなり連続ヒットを浴び、ノーアウト1・2塁の大ピンチ。タイムをとり内野陣がタクをもりたてます。続く相手3番打者のあたりは、三遊間へボテボテのゴロ。サードがナイスカットで打者走者を1塁でアウトにしますが、ランナーはそれぞれ進塁し、1アウト2・3塁のピンチが続きます。ここで迎えるバッターはJA中野市共済カップで2ホームランを浴びた4番打者。この試合の山場を迎えます。結果、ピッチャーはうまく打ち取り、センターフライ。打った瞬間は打ち損じのフライに見えた当たりが、ドンドン伸びていき、あわやセンターオーバーの大飛球。この当たりをセンターが背走し、ナイスキャッチ&好返球。3塁ランナーのタッチアップでの生還を許すものの、2塁ランナーは3塁へは進めません。続く打者にもヒットが出たものの、2塁ランナーを進塁させなかったので、タイムリーにはならず、結局、この回のキングの攻撃を1点にしのぎます。

2対2でいよいよ7回最終回です。延徳は先頭打者がヒットで出塁するものの、後続が続かず無得点に終わります。こうなると、裏のキングの攻撃をなんとしても無得点に抑えなければなりません。7回裏のキングの攻撃、先頭打者を三振で打ち取り、一息つくものの、連続四球と盗塁で、1アウト2・3塁のサヨナラ負けのピンチを迎えてしまいます。ここからの守備は本当に素晴らしいものでした。次打者のセカンドゴロに、3塁ランナーが本塁突入。これを2塁ショウゴが好返球でタッチアウトにします。これで、2アウト3塁。この場面で、ピッチャーがワイルドピッチをしてしまいますが、これも落ち着いて処理して、3塁から本塁に突入したランナーをアウトにして、特別延長となりました。

先週のイオン杯県大会に引き続く特別延長です。1アウト満塁からの攻撃となり、延徳は3番打者から、キングは2番打者からとなります。どちらも好打順なので、スクイズ・ヒットエンドラン・ヒッティングなど、色々な作戦が予想されますが、とにかく得点をとらなければなりません。この場面、延徳は打順が3番・4番ということもあり、ヒッティングを選びました。結果は、二人ともフライを打ち上げてしまい、無得点。かなり厳しい局面となりました。
こうなると、キングアニマルズは1点を取るとサヨナラ勝ちです。1アウト満塁ですから、当然スクイズが予想されます。でも、延徳は6回途中からピッチャーをエースの速球派に交代しているので、スクイズ失敗があれば、この回、相手を無得点に抑えることもできます。胃がキリキリ痛むような場面、キングアニマルズもヒッティングにきました。打球はセカンドゴロ。この打球が高いバウンドの当たりとなり、セカンドが懸命のバックホーム送球するものの、3塁ランナーが一瞬早くホームイン。無念のサヨナラ負けとなってしまいました。

2回戦 ●延徳ライオンズ 2-3 ○キングアニマルズ
 チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 計
 延徳ラ 1 0 0 1 0 0 0 0 2
 キング 0 1 0 0 0 1 0 1x 3

今、イオン杯県大会一回戦が終わりました。
波田白樺ジュニアクラブ(松本地区1位)と対戦し、7回を終わって0対0。1アウト満塁からの特別延長戦にもつれ込みました。
その結果、3対4と残念ながら、初戦で敗退となりました。
大勢の応援ありがとうございました。

●延徳ライオンズ 3-4 ○波田白樺ジュニアクラブ(松本1位)
 チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 計
 波 田  0 0 0 0 0 0 0 4 4
 延 徳  0 0 0 0 0 0 0 3 3


昨日の敗戦から1日経ちましたが、うーーん、やっぱり悔しい。
7回表の相手チームの攻撃を0点に抑えた時点で、7回裏の延徳の攻撃は長打がある5番からの好打順。しかも、7~9番までの下位打線がこの試合、相手左ピッチャーにタイミングがあっていたので、サヨナラ勝ちを予感してました。でも、この大事な場面で三者凡退。これで、試合の流れが相手チームに行ってしまったような気がします。

7回を終わって0対0の同点。1アウト満塁からの特別延長になりました。相手の波田白樺ジュニアクラブは、前の打席に2塁打を放っている好調の2番打者からの攻撃です。2番打者ですから、スクイズ警戒のこの場面、相手チームが取ってきた作戦はヒット&ランでした。それが見事に決められ、左中間へのエンタイトル2塁打で2失点。
なおも続く、1アウト2・3塁のピンチ。この場面で、波田白樺はまたしてもヒット&ランを仕掛けてきました。ピッチャーは投げ勝ちボテボテのセカンドゴロ。しかし、この当たりが、前進守備のセカンドの頭上を越えていき、計4点を失ってしまいました。

4点先制されてしまうと、1アウト満塁とはいえ、スクイズでは同点・逆転はできません。幸いにして、この場面、先頭打者はミートが上手なタク。ここで、延徳も2球目にヒット&ランを仕掛けます。外角のボール球をうまくライト線に押っつけ、クリーンヒット。延徳も2点を返し、1アウト2・3塁のチャンスが続きます。1ヒット同点の場面で、次打者のあたりはボテボテのサードゴロ。

波田白樺はボテボテのゴロで2点の追加点をとりましたが、延徳はこのゴロで1点しか奪えなかったのが、勝敗をわかつことになりました。

この試合を観戦していた他のチームの方からは、決勝戦のような引き締まった試合だったとお褒めの言葉をいただきましたが、負けは負け。やっぱり悔しいものです。

(1回から7回までの試合経過は、写真集にコメントを付けましたので、写真集をご覧下さい)